Thursday, May 6, 2010

悔しい、本当に悔しい。

まさか昨日ブログのテンプレ考えてる時に、初投稿がこんなタイトルになるとは思いませんでしたよ(苦笑)。お恥ずかしい。
自分に腹が立っている状態のまま書いているので、内容は全くまとまってないと思います。

今日、アメリカに来て最も恥ずかしく悔しいことがありました。

僕は2月上旬から約3ヶ月間Downtown DisneyのDisney Questでフードキャストとして働いていました。そこでは色んなことを経験し、素晴らしい上司にも巡り会いました。

そしてこの度最初の契約書に記載されていた通り、同じDisney Quest内のアトラクションキャストに異動となりました。
新たなポジションには研修生が僕以外11人おり全員アメリカ人、研修は全て彼らに合わせたスピードで行われていました。職場にもICPS(International College Program Student)が一人もいない。僕は必死にくらいついて、トレーナーの話す内容を少しでも多く聞き取ろうと常に神経を集中させました。毎日8時間半の研修が終わった後は、流石に帰りのバスで爆睡でしたね。
辛かった。それでも、自分に言い訳すんなと自らを奮い立たせ職場に向かっていました。

そして本日研修最終日5日目(通常は3日で終了なのですが、Disney Questは8つものアトラクションとゲームセンター、そしてギフトショップで構成されている複合施設なので研修に時間がかかるのです)。5時間のお復習いを含めた研修を終え、いつもより長い1時間のランチタイムが設けられました。その後なぜか僕だけマネージャールームに呼ばれたのです。入ると二人のマネージャーが立っていました。そして静かに僕に話し始めました。

「KEN、君はこの五日間本当に良い仕事をしてきた。しかし私達は君にマーチャンダイズのポジションに移ってもらわなければならない。何故なら、ここのアトラクションロールは8つの違うアトラクションがあり、その内半分は一人で全てオペレーションをこなさなければならない。そこには全てゲストの安全という責任が伴う。しかし君には文化の違い、短期雇用、言語の壁(Language Barrier)というハンデがある。私達はゲストの安全を最優先しなければならない。君の気分を害してしまったとしたら本当にすまない。」

そして僕は、「理解できます。ゲストの安全が第一なのは十分分かっているつもりなので、喜んで異動します。」と当たり障りのない返答をし、二人と握手をしマネージャールームを後にしました。

バスストップに着くまで10分。歩く度に怒りがこみ上げてきた。彼の言ったLanguage Barrierという言葉を、頭の中で何度も何度も繰り返した。
正直に言おう。もし僕の母国語が英語であったら、ここにいた他のどの研修生よりも上手くやれる自信がある。しかし、言葉の違いという大きな壁に僕は押しつぶされている。一反木綿。要はゲストの安全と僕の言語力リスクを天秤にかけて、この仕事は任せられないということでしょ。自分でも分かってる。でもすぐ仕事に慣れる自信があった。だから5ページに渡って書いてあるspiel(ゲストへの説明)も必死に覚えたし、何時間も練習した。誰かに弱音も吐かなかった。
でも何か遭ってからでは遅いし、もしかしたら僕自身がトラブルを引き起こすかもしれない。ゲストの安全を考えられなかったら、この世界で働く資格はない。自分が英語をうまく話せないことにこんなに腹が立ったのは初めてだ。情けなくて、悔しくて、バス亭の待ち席で何度も自分の左腿を殴った。

悔しい、めっちゃ悔しい。


もっと勉強しよう、それしかない。

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